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<宮沢和史 弾き語りによるコンサート 寄り道 〜ハルとナツのころ〜  5月27日・諏訪シネマレイク>

ふーりんさんが今年の「寄り道」ライブレポ一個目を送ってくれました。
小さな映画館で広げられた宮沢ストーリー、存分にお楽しみ下さい。
(管理人:チカ)


出来ました!!
どんなに感動した事でも日に日に記憶が薄れていってしまう今日この頃、今のうちに熱い思いを書き留めたいと思い書きましたが、やっぱ、記憶の欠如には勝てませんでした。
人に読んでもらえるようなものではないですが、送ります。
『』は曲名
♪♪は歌詞
《》は朗読の題名
「」はMIYAのセリフ・・・・・だいぶふーりん流になっています。ごめんなさい。
()は私のつぶやき
です。

☆宮沢和史ソロコンサート「寄り道」 諏訪シネマレイク 2006.5.27(土) 天気曇り(強風)☆

17:30 開場時間
全席自由だが、掲示板でお聞きしたとおり入場整理番号順に入場。なかなか時間がかかり、皆強風に吹かれとても寒そう。
(そう、諏訪は標高759mあり、山に囲まれている盆地。しかも、真ん中に諏訪湖があるので、とても寒い場所なのである。)

17:40 会場に入る。
(私にとっては諏訪は生まれ育った場所。もちろんシネマレイクにもよく映画を見に来てました。前に来た時はインディペンデンスデイを見に来たんだったな〜。エイリアンがいきなり飛び出してきてびっくりして、飛び上がったら繋がってるイス全部が動いちゃうようなボロイ映画館。。。10年経っても変わってないなー。)
会場は映画鑑賞用の赤いイスの他に、ステージ下のわずかな空間に座布団席(桟敷席と呼ばれていた)。通路には丸イスが置かれ、ネタバレ掲示板でも書かれていたが消防法大丈夫?というほど、所狭しと座席が設定されていた。(諏訪の稼げる時に稼ごう精神丸見え)大体全部で200〜300席はあるのかな?満席になったらしい。
私は入場整理番号129番で、入場した時はだいたい半分くらい席が埋まっていた。MIYAの正面に座りたかったので、一番後ろのど真ん中に座った。(椅子はクッション効いててまずまず)(一番後ろといっても12列目。せりあがっていたので、MIYAの視線と同じくらいの高さ。MIYAってまっすぐ前を見て話す人なんですね。まるで私に語りかけていてくれているような錯覚に落ちてしまった。・・・きっとあの広さなら誰もがそんな気になってたのかもしれないけど・・・)
(しかし、MIYAから直線上の特等席ポジションにストーブが!!それって、あり?(笑))

18:00 開演時間
なかなか、始まらない・・・。前方左側のトイレへの出入り口にはまだトイレ待ちの列が並んでる。(きっと、みんな冷えちゃったのね。)
隣の見知らぬ人に「始まらないですね〜、トイレ待ちでしょうかね?」って話しかけたら、THE BOOMのファンクラブに入っている方で「このくらいはいつも遅れるのよ〜」と教えてくれた。その方、今日は遠方から来た人で、小学生のお子様を家に置いて追っかけをしているらしい。(素晴らしい!!私も子供が大きくなったら追っかけになりたい。と思いました。いつまでも、歌い続けてねMIYA)

18:15
トイレへの出入り口から男の人が入ってくる。(まだ、トイレ行っている人がいるんだ。。。)と思って目で追うとその人、壁際に置かれた丸イスと映画館のイスの間の狭い通路をステージに向かって歩いていく。(えっ?もしかしてMIYA?・・・・なんかちょっと、違う気が・・・)と私も含め皆微妙な反応。
首がVになっている黒いTシャツにGパン。2ヶ月くらいカットしてない?って感じに少し伸びた髪がはねている男性がステージに上がりこちらに向く。
やっと目の焦点があった!!(あぁぁぁぁぁ〜!!MIYAだ!!)(全然、オーラがない・・・)

MIYAはそのまま座り3本並べてあるギターのうち1本を手に取り調律し、歌い出す。

1曲目
『中央線』(そう、ここは中央線が走っているんだMIYAの実家の甲府や東京と繋がっているんだ。)

歌い終わって、
「あ〜、燃え尽きた。 じゃ」
ですって、、、、(そんな〜)

2曲目
『明日からはじまる』♪一度つまづいた過ち 〜 明日からはじまる♪

「こんばんは、宮沢です」
「もう燃え尽きました、あとは燃え尽き症候群で惰性で・・・」(またまた、そんな〜)
「すごい会場ですね蛍光灯があったり・・・(笑)」(ボロイ・古いって意味かな?昨日の新潟の能楽堂とすごいギャップがあるんだろうな)
「リハーサルしながら、見えないから歯医者のようなライトつけたりみんなで作り上げました。」
「ここには矢野顕子さんやチャボさんとかも来ているですよね」(そうだったんだ〜)
「諏訪には諏訪湖とかたまに来てましたね〜ま、その辺の話はのちのち・・・」

朗読が始まる。
《寄り道》
《ことば》
《君を待っている》
MIYAはおしゃべりしながら詩を選んでいく。
「シナリオがないので・・・」
とかなりじっくりと詩集をパラパラめくっている。
「咳・笑い禁止です」
と言い出し、矢野顕子さんの朗読ライブのゲスト出演の話になる。とーっても静からしい。
「でも、僕の時は携帯電話もOKですよ。いろいろ事情のある人の集まりなんですから。仕事中に来ている人もいるだろうし、アリバイになるならメールどうぞ。」(って、優しいの?ひくつになっているの?)
朗読が続く
《北上川》
《二問二答》
《まったくばかばかっりだ》

昨日の新潟でのコンサートの話
新潟のコンサート終了後、自分で運転して諏訪まで来た。
今は高速道路があるけれど、MIYAが小さい頃お父さんに釣りに連れて行ってもらう時は、まだ高速道路がなくていつもここの道を通っていたそうだ。
塩尻峠が釣りへ行く時の入り口のような場所。というお話。
そして、朱鷺の話。

ハーモニカで朱鷺の鳴き声が奏でられる。
3曲目
『朱鷺』

「夏川りみさんの歌です」
4曲目
『掌の海』
「夏川りみさんって太陽なような人です。石垣島生まれ・育ちできどってなく、、、、側にいると暖かくなる人。。。
僕はどちらかというと月派で・・・でも、月は冷たいように見えるけど内にグツグツと燃えたぎるものがあるんだ。
太陽がないと生命系が滅びてしまうけど・・・月も潮の干潮満潮とか・・・影響をしているんだ。」
(と、月であることも悪くないとアピール)
「今年は‘宮沢太陽化計画’というのがありまして、太陽にもなろうかと、、、何故かってGANGA ZUMBAってバンドをはじめまして、メンバーが熱いんだ!!太陽みたいなバンドだから。だから、月と太陽の両方の活動をしていきます」(すごいなー)

ギターの調律しながら、
「前の人近いですね。僕は上を向いて歌うから鼻の穴丸見えでしょ。見ないでください(笑)」
「ラブソングっていっぱいあって僕もいっぱい作っているんですが・・・・こんな風に愛したいという歌です」
5曲目
『光』♪きのうよりおとといより〜♪

「後ろに立っている人もいますね。(本当はパイプイスに座っているんだけど・・・)何かノリのいい暖かくなる曲やりましょう」
と言って『YMCA』を歌い出す。(笑)
「他には・・・最近は何はやってます?」
会場から“青春アミーゴ”とか声がかかるが、、、
「・・・分からないですね。最近の歌・・・じゃ、子供の頃の歌で」
『♪壁際に寝返りうって♪ジュリーのうた。』
そして、また考えながら。。。
『♪あーなたに・・・♪』(ごめんなさい、曲名が出てきません)
「何かリクエストある?」
“ちはるー”と会場から男性の声
「呼び捨てかよ」
と言いながら、またまた間があって
『♪私の瞳が濡れているのは〜♪』
「立っている人これじゃ温まらないね」

稚内の話になり、人と人とのつながりについて語ってくれた。
6曲目
『白いハマナス』
(曲の前に「稚内は雲がとても低くてグレーがとても綺麗なんだ。」と話してくれたので、聞きながらイメージが広がった。グレーという色を綺麗と思える風景に私も出会いたい。)

旅行の話になる。
「旅行は自分の無知を知る事ができる。気に入ると何度もそこに行く。ブラジルとかキューバとか・・・なんだろう、やっぱ人だよね。そこの人に惹かれるんだよ・・・」
と、人がらみで塩尻峠にある東山食堂の話になる。
(東山食堂はMIYAが小学生の頃から釣りに行く度に寄っている焼肉屋さん。3年前の塩尻でのライブの時も話題に出ました。)
「ここのジンギスカンは地球・・・いや太陽系一美味しい。。。タレだな・・・タレ・・・ここの浜さんがまた惹かれる人なんだよねー。今日も花持ってきてくれて・・・、小学校の頃から行っているからもう30年くらい経つけど、オヤジさん全然変わらないんだよね〜。ジンギス効果か?」
(余談ですが、私もライブの次の日東山食堂に行ってきました。寄り道のチラシコピーが張ってありました。2004年にメンバーと一緒に撮った写真飾ってありました。浜さんいました!!ちょっと、おしゃべりしました。MIYAの惹かれる人ってどういう人なんだろうと思ったら、本当、いい味出したオヤジさんでした。「宮沢さんが浜さんの事惚れ込むの分かるよ〜」って言ったら、「もぅ、そんなにおだてたら俺気前よくなっちゃうよ〜」って漬物と家族全員にソフトクリームサービスしてくれました。)

沖縄の話
「島唄つくるまでは無知で戦争の事とか知らなくて、、、、、、」
7曲目
『沖縄に降る雪』
(一番最後の所、沖縄を塩尻に置き換えて歌ったような・・・・ここは諏訪だよ。塩尻は前にコンサートやった所、そして、東山食堂のあるところだよ!!)
「沖縄は人間らしさを教えてくれる場所。是非行ってみてください」

沖縄の新垣勉さんの話
「新垣さんは小さい頃から目が見えなくて、目で見たイメージというのがないはずなのに新垣さんの歌は聞いててとてもイメージが広がる。自分が作った時のイメージが聞いている人に同じように伝わる事はないんだけど、聞いた人それぞれのイメージが広がって行くのが嬉しい。」
「新垣勉さんに作った歌です」
8曲目
『白百合の花が咲く頃』

「朗読と言っておきながら全然してませんね」
《詩を書きたい》
《ことばのうら》
《身近な死》

「生まれてきた事を幸せに感じますね」(ん???このセリフは私の大好きな・そして妊娠中にこの言葉聴いたら涙溢れてきたあの歌詞!!)
「最初の2曲で燃え尽きました。一緒に歌って」
『風になりたい』
MIYAのギターで歌っちゃった・歌っちゃった。MIYAと一緒に歌っちゃった♪もう、感動っす。これさえ出来ればもう何もいらないです。

「お酒飲む人?」「お酒飲まない人?」と挙手させられる。
「適度のお酒はいいんですよ。・・・・・・アサヒ「旬果搾り」がいいみたいですよ。。。。1本飲むと2本目が飲みたくなる。。。ドラゴンフルーツ味(←ボケてました)」
「第3弾まで考えてるので売れてもらわないと・・・・諏訪から甲府にかけて売り上げマップ赤くしましょう!!」
10曲目
『楽園』

11曲目
『島唄』
歌の途中で暗幕がはがれて鉄筋丸出しになったの誰か気づいたかな〜?私が生で島唄を聞くときは不思議な風が吹く。きっと風の仕業かな?いや、ボロさのせいかな?(笑)

「湖畔にあるホールでいい所ですよね。(ポスターを見て)“オーメン”と“ピンクパンサー”上映しちゃうってどうかと思いますが(笑)。でも、ここには矢野さんやチャボさんが来ていて・・・僕も又来ます。次のことが頭に浮かんできました。」
と、舞台袖に去っていく。(今度はトイレの出入り口じゃないのね。)

アンコール
MIYAが舞台袖から出てきてギターの調律を始める。
会場から「もっと歌ってくれ〜」と声がかかる。
MIYAボソボソと・・・「MIYA様もっと歌ってください・・・だろ」とちょっとムッとしたご様子。。。
(ごめんなさい。諏訪のオヤジ達って口が悪いのです。)
12曲目
『遠い町で』♪離れていても君の心見ている〜気づいてくれますように♪
朗読
《助走》

「また、来たいです」(こんなに何度も言ってくれると信じちゃうよ。待っちゃうよ。又来てね〜)
そして、一礼して去っていった。。。。

20:45 終了

☆感想☆
初めてソロコンサートへ行きました。
あの素晴らしい腕の筋肉、笑うとできる口の皺。照れると髪をかきあげる仕草。そして、語ってくれる、歌ってくれる・あの低めの声。全てが身近に感じられるとても素晴らしいライブでした。
世界で活躍する一方で地方を大事にしてくれるMIYA。大好きです。
最初出てきたときはオーラがなかったですが、歌ってくれて、朗読してもらい、語ってもらって宮沢和史を感じているいるうちに、やっぱり手の届かない人になってしまいました。
すごい人ですよ。
MIYAに惹かれるような人間になるにはどうしたらいいのだろう?と思ってます。

レポします。なんて宣言しちゃったけど、これじゃ、メモ書き+感想文ですね。下手な文章・表現・誤字脱字で申し訳ございません。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
そして、管理人のチカさん。私の中の思いをぶつける場を提供していただきありがとうございました。
(旦那に話してもこの思いはなかなか伝わらなくて・・・は〜、すっきり♪)