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<宮沢和史弾き語りライブ『寄り道』 7月3日・吉祥寺前進座劇場>
7月3日(日)吉祥寺・前進座劇場での弾き語りライブ「寄り道」を、はなさんがレポしてくれました。今回のレポはかなりの難産だったようで、結構無理言って書いてもらいました。
宮沢1人舞台、お楽しみ下さい。 (管理人:チカ) (はじめに) 皆さん、ごめんなさい。文章力がない上に、思いがけず良い席でガッツリ見入ってしまい、メモ・記憶ともかなりあやふやです。終演後だけでなく、栃やんには入り口でも遭遇してまして(おいおい、真横に栃やんいるよぉ。)って開演前からかなり舞い上がってました。 以前に増して、レポとは呼べない代物です(これは単なる沢山のメモ^^;それも、かなりあやふやな)記憶違いもあると思います。 それでもよろしければ、覗いてみてくださいm(_ _)m 05.7.3(日)吉祥寺・前進座劇場 16:07 会場の照明が消え、客席が静まり返る。 ステージ左手より、白い長袖シャツ・薄紫のサファリ風ハット・帽子と色を合わせたパンツにベージュの靴を履いたMIYAが登場! ステージ中央の譜面台に譜面を広げ、椅子に座るとチューニング。 1.モクレンの花 2.僕がきらいな歌 とても優しい歌声が響き渡ります。 「ようこそお越しくださいました、宮沢和史です。」 「最近、暑くて寝苦しくてね。クーラーをおやすみタイマー2時間とかして寝るんだけど、もう顔に髪がぺたーってついて…口からは分泌物が出てたり(笑)。 (タイマーが切れると)無意識にまた入れちゃってて、起きると冷えちゃってて、もう1日ダメなんですヨ。それで、ここを(首の裏に手をあてて)冷やすといいって言うじゃない。で、アイスノンを使おうと。昨日からやったんですけど…もう冷えきっちゃって、やっぱりダメで。(今)やっと温まってきた。」(昨日から関東は急に涼しくなったのでした^^;) 「お台場、晴れてよかったね。やっぱり、俺がリーダーなんだ、いろいろ言われても(笑)で、22年振りのひとりぼっちのLIVE。高3の時に近所の喫茶店を借りてやった以来。大学の時もやったけどサポートメンバーいたから、ひとりきりは22年振りなんですヨ。で、初日の横浜が雨。もう凹みましたよ。今日も寒いしね。」雨男返上ならず。 物販コーナーにMIYA手書きの詩集“寄り道”に関してのメッセージボードがあり、 「達筆で書いたんですけど…(そりゃぁ、もう)達筆で。もう詩集開けちゃった人いる?」 1名開けちゃった方がいました。「中見ちゃった?」(上ずった声で)「はいっ」「お名前は?」(またまた上ずった声で)「はいっ」 「字ではなくて、初めは耳から感じ取って欲しいんで。じゃ、はいさんは聞かないで下さい(笑)」 『寄り道』 『ししゅう』 『残り香』 チューニング。弾きかけて再びチューニング。 3.白いハマナス 4.光 光の演奏と共に、バックに満月のようなスポットライトが。赤い月から黄、そして白い月へと変わっていく。 香珠さんについて語り、 5.香珠-Hyangyu- LIVE8の話。 「3秒に1人の子供が死んでいる。そういうことを知ると僕らの悩みなんて、本当ちっぽけだなって…寝苦しいとかさ」 「今回22年振りだから前に(LIVEを)録ったテープを家中ひっくらかして…ひっから…ひっかきまわらして(“ひっくりかえして”でしょ?)あったんですヨ。聴いてみたら、もう恥ずかしくて。一人で部屋で聴いてるのにね、穴があったら入りたいくらい。これが公表できるのは死んだ時にでも流してください」 「僕がギターを買ったのは中村雅俊さんがきっかけだったけど、当時はフォークブームでいろんなの聴いてました。かぐや姫とかアリスとか。長淵剛とかも。結構かわいいのやってたんだよ。」 ギターを爪弾き「違うな」とチェンジしていく。3本目のオレンジのギターに決まる。 6.僕の猫(長淵剛) 「(ね、)どうやって聴いていいかわからないでしょ^^;」 たしかに、“ニャーニャー”と随分かわいらしい曲。長淵さんが歌っていたと言われても想像ができません。 『ログイン』 『無念』 キョロキョロ。何かを探してる。たぶん、カポなんだろうけど。既にステージ上のギターにかぶせてあるもの以外らしくスタッフを呼んだけど見つからないみたい。 ス「それじゃぁ(ないですか?)」 M「(こっちと)一緒だぞ」 ちょっと強気なMIYAを垣間見た(かな?) 「リクエストありますか?」 シーンとした客席から、一呼吸おいて 「ちはる うたってぇー」 「ちはる…松山千春さんですか?ちはるってお知り合いか何か…。リクって俺の曲だと思ってたんだけど。…ちはるって(笑)」 ステージに投げかけられた声は、MIYAのツボにはまったのか。クスクスしながらチューニング。 ♪小さな窓から〜 7.窓(松山千春)←たぶん。 サビで“おお〜、真っ赤な顔して歌ってる〜”と思ったら、お約束の「ゴホッゴホッ」 引き続き、リクエスト。 客席から「愛のかたまり」「有罪」 M「2曲目からは、俺の曲じゃないよ」 するとRCやヒートウェイブ、様々なアーティストや曲名が飛び交います。 「芦屋雁乃介!!」 M「!?あしやがんのすけぇ。ちょっと、そこの(指差し)マニアックなお客さん、つまみだして(笑)」 その後「芦屋雁乃介のリスト探しといて〜」なんてスタッフに指示するようなご冗談を続けながらチューニング。 8.愛のかたまり アントニオ・カルロス・ジョビンの話 モスクワの−20℃の世界で“イパネマの娘”が演奏され聴いている人がいる。現実の状況と曲の内容のギャップ。そんなギャップなんて関係なく、人々に親しまれる曲。そういう曲を一曲でも作りたい。 『もしも世界中が君みたいだったら』(曲名わかりませんが歌詞の和訳を読んでくれました) 9.イパネマの娘 「ヒロシのDVD買ったんですよ。面白かったよ。ツ○ヤで買ったんだけど、俺も“MI・YAZAWA”って呼ばれてるからさぁ。“MI・YAZAWAがヒロシ買ってる”なんてバレたくないじゃん。だから欲しくもないDVDも買ってヒロシを間に挟んで行ったんだけど、レジの人気づかないの。“あっ、ポスターはお付けしますか?”って。まっ、普段オーラ消してますけどね。で、ポスターもらって家で見ました。もうポスターは付かないと思いますが皆さんも面白かったんで、是非。一度見ればいいんだけどね。でも俺、楽しみにしてたんだな。ポスター付くなんて結構早い時期に買ってんじゃん。」 立ち上がって、ヒロシのポーズ。 10.SPIRITEK 11.君だけがいない世界 波の音が流れる中、「カルロスと作りました」と 12.潮騒 『言葉』 『メルモ』 さとうきび畑を通して新垣さんと出会い、彼から“僕は人の歌を歌うけれど、僕の歌ってないんだ。僕の歌を作って欲しい”と言われ、できた曲。 13.白百合の花が咲く頃 バックには無数の青い星たち。まるで星空の中で歌ってるよう。 ウッディ・ガスリーや高田渡さんの話。 一番好きな曲として 14.「壊れてしまった一日」(友部正人) ギターをかき鳴らし 15.Take It Easy 『助走』 16.ありがとう MIYA、ステージから去る。 アンコールを求める拍手の中、再びMIYA登場。 「横浜で長いって言われたんですよ。吉祥寺は短くって。で、今、横浜より40分オーバーしてます(笑)」 「年とってくとね、クドくなるよね。20年、30年もっとクドくなってメンバー紹介も5回くらいやって。(みんな笑ってるけど)皆も、その度にこうやってるんだよ(ニコニコしながらパチパチと拍手)」 A1.僕にできるすべて A2.遠い町で 再びバックに青い星空。 MIYA、立ち上がり 『最後の歌』 バックの星空に黄色い星が加わり、MIYAが星空に浮かび上がってるよう。 「今日は本当にどうもありがとう」 名ホストっぷりを存分に発揮して、この日一番深いお辞儀をしてMIYAはステージ袖に去っていきました。 18:51 終演 今回、ボサノバ風アレンジが多く、とても優しい音色と声に包まれた時間を過ごしました。 ステージは全くひとりきりでギターを弾く度にチューニングだったので、チューニングしながらのトークがたくさん聞けました。 「ひとりでやるユニット名何にしようかな?…楽団ひとり。…ギター奉行。」とか、小ネタ満載でリクエストの辺りから笑いの絶えない状態。 その中で、幾度か 「いろんな事言われてますが、ここにいる自分がいるからソロで海外に行って、やれるとこまでやりたい、やってみたいって事ができる」 と言っていました。 “帰る場所がある、戻ってくる場所はココって決まってるんだよ。” そんな風に私は受け取りました(そのまんま^^;) よし、東京ドームで(スタッフなし。物販、もぎ取り全てやる)ひとりぼっちLIVEをやるのが夢なら気長に待つとしますか。 でも、1年に一度くらいは戻ってきてくれないと…。 そうそう、会場出たら、どしゃ降りでした。 雨男健在!? まぁ、この時期ですから。 これからの野外LIVEだけは、雨が降りませんように(_人_) 最後に、こんな報告を受け取ってくださった管理人・チカさんと読んで下さった方に感謝いたします☆ |
7月3日
吉祥寺・前進座劇場 セットリスト 1.モクレンの花 2.僕がきらいな歌 『寄り道』 『ししゅう』 『残り香』 3.白いハマナス 4.光 5.香珠-Hyangju- 6.僕の猫(長淵剛) 『ログイン』 『無念』 7.窓(松山千春) 8.愛のかたまり 『もしも世界中が君みたいだったら』(?) 9.イパネマの娘 10.SPIRITEK 11.君だけがいない世界 12.潮騒 『言葉』 『メルト』 13.白百合の花が咲く頃 14.壊れてしまった一日(友部正人) 15.Take It Easy 『助走』 16.ありがとう 《アンコール》 1.僕にできるすべて 2.遠い町で 『最後の歌』 |