THE BOOM CHANNEL
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THE BOOM・宮沢和史 ファンサイト
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<2005年ツアー『Field of Songs』  6月18日・大阪城野外音楽堂>

私は焦っていた。仕事が思ったより長引いて、予定が狂っていたからだ。
15時半には環状線に乗ってるはずだったのに、実際に乗ったときは16時20分を回っていた。これは本当にギリギリになるかもしれない。
開演10分前にようやく席について落ち着くことができた。
H列(10列目)TAKASHIくん側スピーカーより少し内。ステージの眺めは悪くない。良席、良席♪
しかし、なんだか派手なステージだな。ツアーキャラ達がステージ狭しといる。気になるのがヤカン。丁度とっちーの頭上辺りに・・・狙ってるんだろうか?

17時、定刻通りに4人が登場。
MIYAさんは黒と赤の横縞ボーダーシャツにに黒の革ジャン、黒の靴。背中にはラメで「THE BOOM MUSIC」と書かれている。
TAKASHIくんは紺のTシャツにデニムっぽい7分丈パンツ、青のスニーカー。こちらもTシャツの一番下とパンツの縦ラインに「THE BOOM MUSIC」の文字。
YAMAさんは紺のTシャツ(TAKASHIくんとは別もの)にGパン。もちろんシャツとパンツには「THE BOOM MUSIC」。
とっちーはピンクのTシャツ。(その他はあんまりよく見えなかった)

「一曲目は何かなあ」と期待していると・・・え?え?こ、このイントロは・・・!
『町の郵便屋』
全くの予想外!「やるかなあ」とは思ってたけど、これを一曲目に持ってくるか!これを予想してた人間はいないだろう・・・。
ビックリしながらもノリノリでいると、そのまま『星のラブレター』へ。
16年前のこの日、ここでPVを撮った曲。反応を見てるとファンの方が思い入れが強そうだ。
メドレーはまだ続いて『不思議なパワー』
ドッキリから定番へもって行く展開はTHE BOOMならでは?

このノリは続いて『24時間の旅』「♪ドアの向うは大阪〜」ちゃんとご当地は入れます。

直樹さん、板ちゃん、鶴来さんが入って『釣りに行こう』アレンジは音数が多くなってポップ?
『星を数えているうちに』
これは「久しぶりにやるんじゃないか?」と予想はしてたけど、やっぱりやると嬉しいもんだ。

他のサポートメンバーも入って、11人集合。衣装は全員白TシャツとGパン。
『Any time,Any time』
去年のホールツアーで聞いたけど、どっちかというと野外向き?こっちの方が聞きやすい。
『TOKYO LOVE』感想では今福さんと久美さんのユニゾンダンス。もう素敵すぎだわ!!二人とも!!
そしてちょっと久しぶりな『ダーリン』

「どーもーORENGE RENGEです」
笑いを取ることを忘れないTHE BOOM
「俺たちだってあんな頃があったんだよ、チヤホヤされたさ」チヤホヤされたいんすか?
「この間、実家に釣りをして帰った時に栃やんも一緒だったんですけど。うちの親父が『栃木くんは年々若くなるねぇ。うちに倅よりも若く見えるよ』って言ったんですよ。」
宮沢父よ・・・・・・比べちゃイカンわ(笑)
「もうTHE BOOMは10数枚アルバム出してて、曲もたくさんあって。今回のツアーをやるにあたって、やりたい曲を全部出そうと思ったら、いっぱいあって・・・。泣く泣く削って。だから今日は『以心伝心』は無しで(笑)」

『太陽アカラ波キララ』
何度もライブに行ってると「この曲は前の方がよかったな」というのがあるけど、この曲にはそれがない。何度聞いてもイイと思ってしまう。
『砂の岬 Ponta de Areia』
これもちょっと意外だった。まさか野外でこの曲をするとは!もちろん後半ソロは久美さん。この日、私のナンバーワンはこれ。ラストのポルトガル語でのファルセットは圧巻だった。

他のメンバーは全員ひっこんで、ステージ上にはMIYAさんがガットギターを持って椅子に座って一人に。
「次の曲はアルバムには入ってないんですけど。自分でも大好きな曲です。」
『僕のきらいな歌』
アレンジが大きく変わっていて、ボッサ調(?)に。すごく柔らかなイメージ。

MIYAさんはエレキに持ち替え、TAKASHIくん・YAMAさん・とっちーが戻ってきて『Black Guitar』『SHOOT ME DOWN』を続けてガンガン行く。近くにいたお子様をチラッと見ると、ノリについていけないのか「ポカーン」(笑)
今度はMIYAさんがアコギに持ち帰ると『島唄』
「やっぱりこれはTHE BOOMの曲なんだ!」と思った。
ここ最近テレビ出演でソロバンドで演奏してたけど、何かスッキリしないものを感じていた。ソロの演奏が悪いわけじゃないけど、この曲の原点はTHE BOOMにある。そう感じた。

サポートメンバーが戻ってきてこう言った。
「次の曲は新しい曲です。802(FM 802のこと)のリスナーと作った曲です。知ってる人は一緒に歌って、今日始めて聞く人は是非覚えて帰って下さい。」
『数え切れない人の中で』
ふふーん、もちろん全部覚えてるもん。
歌い終わった後で「いい歌だね」って自分で言うなよ(笑)

「次の曲で俺は、俺の個人的にね、ピークです。みんなで一つの気持ちを共有するのは素晴らしいけど、予定調和的に盛り上がるのはそんなに好きじゃないんです。だから、ピークはそれぞれ違っていいんです。さっき『とっちーーーーー!』って叫んでたあの人は(そういう人がいた)さっきがピークで、今はちょっと波が下なんです(笑)でもそれでいいし、THE BOOMのライブは自由です!好きに聞いていいし、寝転びながら聞いてもいい。携帯で株しながら・・・あ携帯はダメか・・・いいのか?携帯はいいと・・・(持っててもいいけど、電源は切らなきゃダメだと思う)携帯で写真撮ったり・・・それはダメか(ダメです)著作権があるからね・・・。えーとなんの話だっけ?あ、そうそう。つまりピークは人それぞれ自由でいいんです。で、俺のピークはこの曲なので、その次の曲はこう(下に手が行く)行ってしまうかも」
「えーーーー(もちろん客)」
「なんだよーしょーがないじゃん!まあ冗談として、俺が好きな曲です。」
そう言って始まったのは『二人のハーモニー』もちろん久美さんとデュエット。
その後は『そばにいたい』『風になりたい』をメドレーが続く。
風になりたいでは今福さんととっちーのセッション、そしてとっちーのドラムソロも!とっちーの熱がすごかった。

『beragkat−ブランカ−』『神様の宝石でできた島』
「一緒に歌おう!」とよくマイクをこっちに向けてたけど。・・・・・・実はちょっとバテてるのでは・・・。
この二曲で本編終了。

アンコールは4人で登場。
TAKASHIくん・YAMAさん・とっちーはツアーTシャツを着て、MIYAさんはピンクのTシャツ。
「この曲も随分長い間やってなかったんですが・・・。久しぶりにやります」
『時がたてば』
私自身CDでも最近聞いてなかったので、本当に久しぶりな気分だ。アレンジはあまりいじってないけど野外で4人でやるこの曲は、CDで聞くより前向きな気がした。

サポートメンバーが全員出てきて、メンバー紹介。
『それだけでうれしい』
これまた久しぶりな曲でアンコールを締めた。

2回目は11人出てきて『真夏の奇蹟』
こうして初日は終わった。

終わった後、どうしようか考えた・・・。朝PCを開いた時にツキミサキさんが席を教えてくれていたのだ。
う〜ん、やっぱり声かけた方がいいよね・・・。
声を掛ける時っていつもドキドキする。
ツキミサキさんは旦那様と一緒に来ていてちょっと羨ましい、ふふ。
そしてなんとサーチンにもお会いしました。
最近サイトに行ってなくてすみません(ここで言うな)
外に出た後、みなさんはグッズを買いに行ったのでツキミサキさんの旦那様と待つことに・・・。よく考えたらサキさんより旦那様との方が話したわ(笑)
その後みなさんは食事に行かれましたが、私は翌日の事も考えて失礼させていただきました。(本当はすっごく行きたかった)

6月18日
大阪城野外音楽堂
セットリスト


1.町の郵便屋
  〜星のラブレター
  〜不思議なパワー
2.24時間の旅
3.釣りに行こう
4.星を数えているうちに
5.Any time,Any day
6.TOKYO LOVE
7.ダーリン
8.太陽アカラ 波キララ
9.砂の岬 Ponta de Areia
10.僕のきらいな歌
11.Black Guitar
12.SHOOT ME DOWN
13.島唄
14.数え切れない人の中で
15.二人のハーモニー
  〜そばにいたい
  〜風になりたい
16.berangkat−ブランカ−
17.神様の宝石でできた島

アンコール
18.時がたてば
19.それだけでうれしい

アンコール2
20.真夏の奇蹟

THE BOOM
宮沢和史
小林孝至
山川浩正
栃木孝夫
ギター 坂東次郎
キーボード 鶴来正基
パーカッション 今福健司
パーカッション 伊藤直樹
サックス 倉冨義隆
トランペット LUIS VALLE
ボーカル 斉藤久美