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<2004年ツアー『日本百景』  10月16日・神戸国際会館>

10月16日、神戸国際会館・こくさいホールのツアー『日本百景』が行われ、そのライブレポ(もどき)です。
それではどうぞ。
(管理人:チカ)


久しぶりの地元ライブだ〜♪
いや去年のファイナルは神戸だったけど、とても地元と呼べるような道のりではなかった・・・。
野外ライブは開放感が楽しいけど、往復が結構かかってちょっとしんどい。
それに比べて、今回はいつもフラフラしてる三宮!もう行きも帰りも楽チン楽チン(片道約20分)

午前中にやることさっさと済ませて、午後から三宮へ!
17時 会場到着。
まだ開場してないので、ボーッと立ってると近づいてくる人影。近くに来るまで気が付かなかったのでちょっとビビったけど、宗さんでした。
今年の大阪城で一回会ったきりなのによくすぐわかったなぁと、心の中でこっそり感心。

その後、開場になりホールへ。
会場の中では毎度のことながらCDやDVDが売ってて、オマケが風船。・・・いい歳した大人が風船を欲しがるんだろうか?それとも子供を惹きつける為なのか。
私は2階、宗さんは3階だったのでここでひとまずお別れ。
2階席1列目真中のブロック。
わお、これは結構特等席では?1階の後ろの方よりも、断然いい!
ステージのバックにはスクリーンがあって、そこには日本のいろんな風景(公式サイトで募集した写真もアリ)が映し出されている。

18時5分 開演

メンバー4人とも真っ白な衣装で登場。
2階席からでは細かいところまではわからないけど、MIYAさんは白シャツにマフラー、TAKASHIくんは白のアンダーに白のシャツを羽織る感じ。(残り二人は判らず)
照明がついていない状態でスタンバイ。

1曲目は『朱鷺−トキ−』
後ろのスクリーンに朱鷺、そして佐渡島の映像。朱鷺が空を飛んでいる映像が一番「キレイだなぁ」と思った。
去年とほとんどアレンジは変わらないのに、去年は特に何もなかったこの曲が今回は「いい歌だなぁ。」と再確認。

『子供のように』
ちょうど個人的に「聞きたい!」と思ってただけに嬉しい。
『LOVIBE』の中では一番好きだし、THE BOOMのラヴソングの中でも3本の指にはいる(個人的に)

『Any time,Any day』
この曲でちらほらと客席が立ちだして、THE BOOMのレゲェ・スカのゆったりした雰囲気。
TAKASHIくんの内股気味の飛び方が可愛い。(可愛いという言い方もアレだなぁ・・・)

そして次の曲・・・ん?なんだっけ?確実にこのメロディーラインは知ってるのに・・・。
わかった!『からたち野道』だ。
ええ?!こんなアレンジで?レゲェっぽい(という表現いいのかどうか)アレンジで完全に今までのからたちとは違う!結構みんな驚いてる様子。

『BOSSA NOVA SWING』
さっきの『からたち野道』からうまーくつながってる感じ。

『明日からはじまる』
MIYA・MC「この歌を歌う旅に去年の六甲山のファイナル思い出します。寒かったね。チョモランマ並に・・・行った事無いけど」
ああ、あの時の極限状況、今思い出してもため息が。雨は降るし、霧は出るし、寒いし・・・(以下略)

そしてTHE BOOMの出会いの中からブラジルメドレー。
構成は『街はいつも満席』『It’s Glorious』『Samba de Tokyo』『carnaval−カルナヴァル−』
ああ、やっぱりこれ最高。(15周年記念ライブでもあったし)もうこのメドレーはずっとこれからもやっていってもいいんじゃない?!

『それでも気車は走る』
結構この曲『百景』の中にあってもおかしくない曲かも。選曲としてはウマイ。

『天国へ落ちる坂道』後ろにマーヴルスクリーン
この曲の持つ暗い部分が映し出されてちょっと暗め。

『掌の海』THE BOOMでやってるのは初めて聞いたけど、弾き語りの時よりもよけいに寂しさが増してる。
個人的にはギターソロが一番好きな一曲。

『白いハマナス』北海道や稚内の映像。
最後はジャケットに書いてあったハマナスの絵が、蕾から花へと咲いていった。

『心の泉に浮かぶ島』
沖縄の様々な写真がスライド形式で映し出される。
基本的に『百景』のときは映像が出るみたい。

『神様の宝石でできた島』
ここまで座ってゆっくり聞いてたけど、さすがに立ちたくなってきた。(みんな立ってたし)
歌い出しから客席にマイクを向けるので、油断した。

『I’m in love with you〜この街のどこかに』
「♪ヨン様以外は呼び捨てにしてる〜」
『この街・・・』ではTHE BOOMの今までも様々な写真がスクリーンに。最後はとっちースマイルでございました。

「15年やってきたんだから、また15年やって行こうと、ハンズの前で誓いました(ライブ前にハンズに行ったけどそんな怪しい4人組いませんでした)そうすると30年です。そしたらまた30年やろうと・・・そうすると80・・・いくつ?になるわけで・・・(ヨボヨボ爺さんになって)『MIYAでーす』
多分、ここがこの日一番ウケたところ。
すると調子に乗ったMIYAさんは爺さんネタ連発。終いにはギター鳴らして自分で「(ギターが)うるしゃーい」
完全にTAKASHIくんは笑い崩れてる。
「まあ、今はこんな小奇麗な格好してますけど、年々派手になってですね・・・化粧したり、胸毛生やしたり・・・それは無理か(笑)」
「まあ、それは冗談にしても日本最年長(実は一回ここで噛んだ)のハードロックバンドになります!」
『24時間の旅』

アンコール
鶴来さん、YAMAさん、MIYAさんの3人だけ登場。
みんな立って3人を迎えたけど、MIYAさんが椅子に座るのを見て座りだす・・・。それをジーッと見た後で対抗するように立つMIYAさん。
「張り合っても仕方ないんだ(笑)」
『歌』

その後、残りのメンバーが一発芸しながら(芸?)登場。
例のアレを担いだから客席は『風になりたい』とわかりゾロゾロと立つ。と、MIYAさんその様子にビビってこっちを見る。
「では、聞いてください『晩年』」
なんでやねん!マジで歌い出したから、客も手拍子しながら歌う。
しかもとっちーはドラムで何気に伴奏つけるのをTAKASHIくんが「マジで?」って感じでみてるのが可愛い。
「ご協力ありがとう」と1コーラス歌っちゃいました。
その後はもちろん『風になりたい』

「もう一曲行こう!」『おりこうさんメドレー(スカメドレー)』
終わった後にハープ客席に投げ入れ。ええなぁ、2階席にも投げてくれ(無茶言うな)

2回目のアンコールは『光』でしっとり閉めて終わりました。

選曲としては15周年ライブ+百景から選んだ感じのラインナップ。構成としてもまとまってて、すごく聞きやすいライブ。
ステージだけに集中して見れるという、ホール特性も改めて再認識。
ライブ自体も非常に盛り上がってて、個人的には15周年ライブ以上の感じだった。
前半、MIYAさんの声の調子が悪いのかな?と思う所があって気になってたけど後半は客席を引き込んでた。
「楽しかった」という意味ではここ数年では一番のライブでした。

20時30分 終了

ライブ後、アンケートを記入して宗さんと合流。駅までご一緒しましたが、結構私一人でしゃべっておりました・・・。
改札で別れて家路へ。

21時20分、帰宅。
うう、ライブ終了から1時間しないうちに家に帰れた。(嬉し泣)
やっぱり近場で見れるって大事ですな。疲労が少ない分、ライブ余韻にたっぷり浸れる。
その後はお決まりの行動をとって、就寝。

10月16日
神戸国際会館
セットリスト


1.朱鷺−トキ−
2.子供のように
3.Any time,Any day
4.からたち野道
5.BOSSA NOVA SWING
6.明日からはじまる
7.ブラジルメドレー
  街はいつも満席
  It’s Glorious
  Samba de Tokyo
  carnaval−カルナヴァル−
8.それでも気車は走る
9.天国に落ちる坂道
10.掌の海
11.心の泉に浮かぶ島
12.神様の宝石でできた島
13.I’m in love with you
  〜この街のどこかに
14.24時間の旅

アンコール1
15.歌
16.風になりたい
17.おりこうさん
  〜SUPER STRONG GIRL
  〜雨の日 風の日

アンコール2
18.光

THE BOOM
宮沢和史
小林孝至
山川浩正
栃木孝夫
ギター 坂東次郎
キーボード 鶴来正基
パーカッション 今福健司
パーカッション 伊藤直樹
サックス 倉冨義隆
トランペット LUIS VALLE
ボーカル 斉藤久美