THE BOOM CHANNEL
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<SUMMER SESSION UM 9月8日なんばHatch>
「SUMMER SESSION UM」ツアーファイナルレポです。
一年半振りのGANGAライブは色々と感じる事、考える事があります。 18時10分、会場全体の照明が消えてメンバーがステージへ。 暗いステージを見つめながら、音が鳴る直前の緊張感。 その直後にデッカイ衝撃と共に光と歓声。 1曲目は『Rainbow Warriors』 1年半前に初めてGANGAを見た時もこの曲からだった。 一気にあの時の興奮、それ以上の物が込み上げる。 『HABATAKE!』『Why?』『ちむぐり唄者』と立て続けにやって、序盤から飛ばしすぎじゃないかと思えるくらいだ。 宮沢「こんばんは、GANGA ZUMBAです。」 宮沢「ここで高野くんからお知らせです。」 高野「どうも、このツアーから時々MCを勤めます高野寛です。」 「イェーイ」 高野「話すだけでこんなに盛り上がるなんて、嬉しいです。」 「イエェーイ」そしてMIYAさんを見る…。 宮沢「え?終わり?」 そんなバカな(笑) 『SAMBA CAOS』 アルバム「DISCOTIQUE」の中でも好きな曲だけにライブでどうなるのか楽しみにしてけど…。 曲としては十分盛り上がってるけど、リズム隊が何か単調な気がする。ここに来てスザーノがいない穴を感じてしまう。 しかも曲の中で一番好きな玲子先生のソロの音が小さい。こういうアレンジなのかとも思ったけど、どうも物足りない。 ダンスチューンが5曲続いた後メンバーは袖に下がり、ステージにはフェルナンド・玲子先生・宮川さん・高野君・今福さんの5人。 玲子先生「フェルナンドと二人で『UM LUNA』というアルバムを作りました。「一つの月」という意味です。違う場所にいる二人が同じ月を見て作りました。」 玲子先生「ライブ後CDを買って下さった方と一言二言を話ししながらサイン会をします。フェルナンドからは熱いキスがあります!」 という素敵な特典付の『UM LUNA』から『Cangurus em Recife』 曲の途中で宮川さんのスティックが折れてしまい「やっちゃった」顔(笑) でもなんとなく観客の半分以上は気づいてない感じ(玲子先生に釘付け?) フェルナンドと玲子先生のアルバムだから、もっと静かで大人しい静かなアルバムだと勝手に想像していたら全然違っていた! 確かにピアノとバイオリンがメインだけど、他の楽器とのセッションによってリズミカルで力強い。 実はこのアルバムにあまり興味がなかっけど、一気に印象が変わった。 フェルナンド・宮川さん・今福さんの3人はハケて、クラウディアがセンターへ。 クラウディア「私も今日アルバムを発売して、この後サイン会を行います。」 沖縄民謡が入っていたりして、ライブが夜のクラウディアなら、アルバムは昼のクラウディアらしいですよ。明るいクラウディア。 玲子先生の手には胡弓、玲子先生の生胡弓はじめて見る。 高野くんのギターと玲子先生の間で歌うクラウディアは、GANGAで歌うクラウディアとは別だった。 「クラウディア」という形がはっきり見えるイメージの歌、そして曲。 彼女はもっともっと他の場所でボーカリストとして歌ってもいいと思う。 他のメンバーが全員ステージに戻ってきた。 宮沢「次の曲は同い年の才能あるアーティストの曲です。」 と奥田民生のユニコーン時代の曲『すばらしき日々』 GANGAバージョンは初めて聞いたけど、これがおそらくユニコーンのトリビュートに入るアレンジなんだろう。 高野くんのギターフレーズから聞こえてきた『Mambolero』 それにセクシーダンスで絡むクラウディア。 ルイスの「Mambolero!」のフレーズに観客も声を合わせる。 このイントロはCDに絶対入れるべきだと思う。 (CDではシンセのソロから始まっている) 『BAILA CON GANGA ZUMBA』『Toquio』『Bridge』『BRASILEIRO EM TOQUIO』 ずっと踊りっぱなしで汗だくになり「そろそろラストの曲なのかな」とボンヤリと考えながらメンバー紹介を見てると 宮沢「ここで素晴らしい友人が来てくれました、GENTA!!」 えええぇぇぇぇ!マジで?!会場は大騒ぎ!! 茶色のポロシャツを着て、顔を赤らめたゲンちゃん登場。もしかして飲んでたの? スキンヘッドがトレードマークだったのに、今日のヘアスタイルは角刈り。作業服着るおっちゃんのようだ。 ゲンちゃんも加わってラストは『WONDERFUL WORLD』 ステージの去り際に、ゲンちゃんが投げたスティックが私のすぐ横に飛んできた! が、壮絶な取り合いを見て手も出なかった。怖い…(半泣き)。 メンバーが去ってアンコールを待っている間、中々汗がひかない。 周りからも「あついね」の声が聞こえる。 それはただ単に温度のせいなのか、ステージの熱気が残っているのか。 アンコールの拍手の中現れたのはフェルナンド・宮川さん・今福さんの3人。 初めて聞く曲だったけど、ボーカルレスの曲だけに3人の呼吸と演奏の良さが引き立っている。 演奏が終わり3人が抱き合う中、メンバー全員がステージへ。 宮沢「一緒に歌って下さい」と観客と一緒に『楽園』。 宮沢「人生はディスコです。旦那さんと目を合わせられなくても(笑)仕事がうまくいかなくても」 『DISCOTIQUE』 メンバーとゲンちゃんも一緒に前に出て一列に並ぶ。なんだか名残り惜しい。まだ踊れるまだ歌える。 そんな思いを感じたのか、まだ自身もやりたかったのか 宮沢「もう一曲やります!」の一言!それに答える観客。 これは予定外のことだったようでメンバーは「何やるの?」というような顔。 宮沢「GENTAも一緒に『It's WONDERFUL WORLD!!』」 ラストもラスト、本当に大騒ぎだった。 20時25分、終了。 ライブが終わりロビーを降りると何か飲み物を配っている。 「あれ?ワンドリンクは上で貰って飲んじゃったぞ」 と思ってたら、ワンドリンクとは別に振る舞い酒。 ツアーファイナルをお祝いしてファンの人からの差し入れを振舞っているとのこと。 珍しいので、一杯頂くことに。 私としてはそばに飾ってあったGANGA ZUMBAのロゴが入った枡が欲しかった。 買えるかどうか聞いてみればよかったかも。 《ライブを見て》 前回GANGAを見たのは一年半前のGANGA結成ライブ。 その時に比べるとバンドのサウンドは確実に変化していると思う。 ドラムがGENTA→宮川剛になったことも「変わった」と感じる要因の一つだろう。 また前回のライブの時はGANGAの曲が初お目見えだったけど、今回はCDが3枚出ていて観客のほとんどが曲を歌えるという部分もあって盛り上がっていたと思う。事実、私自身も曲にノリやすかった。 その反面やはりスザーノがいないということを感じざるを得ない部分も。 曲を聴いていて「あーここはスザーノが入ると絶対いいのに!」と何度か思った。 私はGANGA ZUMBAが結成したときから「宮沢のソロバンド」としてではなく「GANGA ZUMBAというバンド」としてGANGAを見ているつもりだ。 メンバーは「宮沢和史のサポートメンバー」ではなく「GANGA ZUMBAのメンバー」なのだ。 だからこそ今回のスザーノ不参加は釈然としない。 ツアー直前になってなんの説明もなしに「不参加です」では納得いかない。 こういう事は小さいことかもしれないが、だからこそキチンとしないとファンが離れていくことになりかねない。 本編ラストでゲンちゃんが出てきたのは本当にぶったまげた! 去年末に脱退して以来「もうGANGAでは見れないんだ」と思っていただけに予想もしておらず、姿を見た瞬間は涙が出そうになった。(さすがに泣きはしなかったけど) 顔を赤らめてパフォーマンスする姿を見てGENTAはGENTAで宮川さんとは違うドラマーなんだと改めて感じて、少し寂しくて嬉しかった。 |
9月8日
なんばHatch 1.Rainbow Warriors 2.HABATAKE! 3.Why? 4.ちむぐり唄者 5.SAMBA CAOS 6.『UMA LUA』より「Cangurus em Recife」 7.『Claudia』より一曲(曲名わかりません、ゴメン) 8.すばらしき日々 9.Mambolero 10.BAILA CON GANGA ZUMBA 11.Toquio 12.Bridge 13.BRASILEIRO EM TOQUIO 14.WONDERFUL WORLD(with GENTA) アンコール 15.フェルナルド・宮川・今福による楽曲 16.楽園 17.DISCOTIQUE 18.WONDERFUL WORLD(with GENTA) 宮沢和史 高野寛 tatsu 今福 "HOOK" 健司 フェルナンド・モウラ ルイス・バジェ クラウディア大城 土屋玲子 宮川剛 |