2005年ツアー『Field of Songs』
6月19日・大阪城野外音楽堂


セットリスト

私は焦っていた。仕事が思ったより長引いて、予定が狂っていたからだ。
15時半には環状線に乗ってるはずだったのに、実際に乗ったときは16時20分を回っていた。これは本当にギリギリになるかもしれない。
開演10分前にようやく席について落ち着くことができた。
H列(10列目)TAKASHIくん側スピーカーより少し内。ステージの眺めは悪くない。良席、良席♪
しかし、なんだか派手なステージだな。ツアーキャラ達がステージ狭しといる。気になるのがヤカン。丁度とっちーの頭上辺りに・・・狙ってるんだろうか?

17時、定刻通りに4人が登場。
MIYAさんは黒と赤の横縞ボーダーシャツにに黒の革ジャン、黒の靴。背中にはラメで「THE BOOM MUSIC」と書かれている。
TAKASHIくんは紺のTシャツにデニムっぽい7分丈パンツ、青のスニーカー。こちらもTシャツの一番下とパンツの縦ラインに「THE BOOM MUSIC」の文字。
YAMAさんは紺のTシャツ(TAKASHIくんとは別もの)にGパン。もちろんシャツとパンツには「THE BOOM MUSIC」。
とっちーはピンクのTシャツ。(その他はあんまりよく見えなかった)

「一曲目は何かなあ」と期待していると・・・え?え?こ、このイントロは・・・!
『町の郵便屋』
全くの予想外!「やるかなあ」とは思ってたけど、これを一曲目に持ってくるか!これを予想してた人間はいないだろう・・・。
ビックリしながらもノリノリでいると、そのまま『星のラブレター』へ。
16年前のこの日、ここでPVを撮った曲。反応を見てるとファンの方が思い入れが強そうだ。
メドレーはまだ続いて『不思議なパワー』
ドッキリから定番へもって行く展開はTHE BOOMならでは?

このノリは続いて『24時間の旅』「♪ドアの向うは大阪〜」ちゃんとご当地は入れます。

直樹さん、板ちゃん、鶴来さんが入って『釣りに行こう』アレンジは音数が多くなってポップ?
『星を数えているうちに』
これは「久しぶりにやるんじゃないか?」と予想はしてたけど、やっぱりやると嬉しいもんだ。

他のサポートメンバーも入って、11人集合。衣装は全員白TシャツとGパン。
『Any time,Any time』
去年のホールツアーで聞いたけど、どっちかというと野外向き?こっちの方が聞きやすい。
『TOKYO LOVE』感想では今福さんと久美さんのユニゾンダンス。もう素敵すぎだわ!!二人とも!!
そしてちょっと久しぶりな『ダーリン』

「どーもーORENGE RENGEです」
笑いを取ることを忘れないTHE BOOM
「俺たちだってあんな頃があったんだよ、チヤホヤされたさ」チヤホヤされたいんすか?
「この間、実家に釣りをして帰った時に栃やんも一緒だったんですけど。うちの親父が『栃木くんは年々若くなるねぇ。うちに倅よりも若く見えるよ』って言ったんですよ。」
宮沢父よ・・・・・・比べちゃイカンわ(笑)
「もうTHE BOOMは10数枚アルバム出してて、曲もたくさんあって。今回のツアーをやるにあたって、やりたい曲を全部出そうと思ったら、いっぱいあって・・・。泣く泣く削って。だから今日は『以心伝心』は無しで(笑)」

『太陽アカラ波キララ』
何度もライブに行ってると「この曲は前の方がよかったな」というのがあるけど、この曲にはそれがない。何度聞いてもイイと思ってしまう。
『砂の岬 Ponta de Areia』
これもちょっと意外だった。まさか野外でこの曲をするとは!もちろん後半ソロは久美さん。この日、私のナンバーワンはこれ。ラストのポルトガル語でのファルセットは圧巻だった。

他のメンバーは全員ひっこんで、ステージ上にはMIYAさんがガットギターを持って椅子に座って一人に。
「次の曲はアルバムには入ってないんですけど。自分でも大好きな曲です。」
『僕のきらいな歌』
アレンジが大きく変わっていて、ボッサ調(?)に。すごく柔らかなイメージ。

MIYAさんはエレキに持ち替え、TAKASHIくん・YAMAさん・とっちーが戻ってきて『Black Guitar』『SHOOT ME DOWN』を続けてガンガン行く。近くにいたお子様をチラッと見ると、ノリについていけないのか「ポカーン」(笑)
今度はMIYAさんがアコギに持ち帰ると『島唄』
「やっぱりこれはTHE BOOMの曲なんだ!」と思った。
ここ最近テレビ出演でソロバンドで演奏してたけど、何かスッキリしないものを感じていた。ソロの演奏が悪いわけじゃないけど、この曲の原点はTHE BOOMにある。そう感じた。

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