2004年ツアー『日本百景』
10月11日・長崎ブリックホール


セットリスト

10月11(月・祝)に長崎ブリックホールで行われたライブをとびさんがレポしてくれました。
是非読んで下さい。
(管理人:チカ)

開演を知らせるブザーが鳴るとステージ上のスクリーン一杯に葉っぱ列島が映し出される。九州の西の端、長崎の場所に赤い花が咲いてる!多分、全国の開催地それぞれに赤い花が咲くのだろうと想像しながら心憎い演出に心が温かくなる。

メンバーが静かにステージに現れ、「朱鷺」を演奏。衣装はメンバーが純白。サポートメンバーが黒。スクリーンが佐渡の風景を映し出す。温かいけど、緊張感のある滑り出し。
着席したまま2曲目「子供のように」へ。ミヤ、たまに高音が裏返り、喉の調子があんまり良くなさそう。
「Anytime,Anyday」で客席がわらわらと立ち始めて、総立ち。横ノリ。そのままレゲエアレンジのからたち野道へ。レゲエアレンジもなかなかよいかも。MCでブラジルとの出会い〜ブラジルメドレー。

MCがロックバンドらしくないということで、熱いバンドマン口調のMC。OK〜!ベイべ〜!的。客席に「ミヤ様と呼べ!」と強要。すかさず飛んだ「ミヤ様〜ぁぁ」の黄色い声にロッカーっぽく「うるせえんだよ!」と返す(苦笑)挙句の果てには直樹さん(パーカッション)のことをジョニーと呼び、カウントを取らせるものの、「街はいつも満席」の出だしを間違える。爆笑の中仕切り直し。そういえば後で鶴来さんをセバスチャンとも・・・。
また別のMCでは「今夜はとても気になることがあって」と言い出し、「ダイエ・・・いや、アメリカの大統領選挙の行方が・・・共和党!ケリー!やっぱり世界情勢には目を向けてないと。あの・・・勝ってたらスタッフに報告してって言ってあるんだけどまだこないから・・・いや、大統領選挙がです!今夜投票だったなあ」なんて(笑)

横ノリの曲が続いて、気持ちもほぐれてきて会場も気持ちの良いユルさ。
そこに「天国へ落ちる坂道」。立ち尽くしたまま聞き入る。掌の海〜心の泉に浮かぶ島まで着席して落ち着いて聞き入る。白いハマナス→心の泉に浮かぶ島の流れは北海道から沖縄へ飛ぶ感覚が映像とあいまってとても百景らしい印象。
「神様の宝石でできた島」でまた総立ち。
「二十四時間の旅」まで走り続けて、ステージを去るメンバー。I’m in love with youの前に、「LOVE!」と連呼。最前列の女の子になにか聞いてる・・・と思ったら「好いとお!」でした。
長崎ではアンコールを意味する「もってこ〜い!」の声が会場に響き渡る。すごく野太い声がたくさん叫ぶ。
野郎度高し!?それも年配の。

アンコールの「歌」を「誰も見ることの出来ない僕の内面を歌った歌です」シンプルにベースとピアノで聴かせた後、残りのメンバーの呼び込み、紹介。ここで、「次の曲は・・・冬のソナタ!」栃木さん、ドラム叩き始めるも鶴来さんピアノ弾かず。「じゃあ、マツケンサンバ!」といって、風になりたい
で、最高潮のまま、ステージから去るメンバー。

再度登場。「ただいま入った情報によりますと、長崎出身の城島がホームラン打ちました!」会場熱狂。声枯れをものともせず、「おりこうさん」メドレー。跳ぶ跳ぶ!踊る踊る!旗振り回す!会場を熱狂の渦に巻き込んで、「まだまだ行こう!」と不思議なパワー。
退場。

最後、しっとりとで締めて百景ライブは幕を閉じました。
ミヤ始め、アンコールの度に深々と10秒近く頭を下げてるのを見て、会場のひとつひとつを大切に精一杯やってるんだなあ。と感じて、胸一杯になりました。
斜め前にいたオバちゃんがとっても楽しそうに手を叩いて体を揺らしているのが印象的でした。

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